日頃よりやまね温子をご支援いただきありがとうございます。
このたびの選挙は心身ともにとても厳しい選挙戦でした。
無事当選できたことを心より感謝申し上げます。
皆様の信頼をしっかりと胸に刻み、これからも是々非々で取り組み、皆様の声を市政へ届けて参ります。

市長コメントに対しての山根温子からの説明を申し上げます。
10月30日全員協議会において協議し、市長に提出した回答書に、市長は以下の文面の市長コメントを返されました。
今回の市長からの説明要求は市長コメントから頂いているので、コメントにそって説明させていただきます。

※なお、2020年10月20日に行われた全員協議会の記録は石丸市長がTwitterで公開しております。


【市長コメント】
 結論(これで)終わらせることができない。
私が思うに、今回の問題は根が深いと捉えている何が問題だったのか、それに対してどう対応するべきなのか。これをきちっと議論して、きちっと市民の方に報告する義務があると思う。私にではなく、でないと市民の方が困っていらっしゃるのではないかという認識でいますので、私としては正副議長ではなく関係した議員の方々、出来るならば全員集まっていただいて、そこでこれに対する私の考えというのを伝えさせていただければとそれが一番市民の方の望む回答になるのではないかとそう考える。

◉議会に再び集まることを求めている市長の発言について

 全員集まってと言われていますが、10月20日の全員協議会は、メディアを入れ、市長と全議員の集まる場でした。

 その場で、突然名指しで「忠告された山根議員に真意を問う」と言われ、私もそこで初めて市長が私の言った2点「見える化はしっかりとされてもいいが、そこまで見せるかというところは個人情報、また傷つかれる方もいらっしゃるということで気をつけていただきたい。」「議会は合議体であり、多数決で動きます。そんな中これまでにも市長与党というものが形成されたり、追認機関になっていたこともある。」について特に2点目について問題意識を持っていらっしゃるのだと感じました。しかしながら、私は「敵に回すなら政策に反対するぞ」というような言葉は言っておりませんので、まさか恫喝の当事者として名前を呼ばれているとは思いもよりませんでした。

 市長はツイッターにて数名の議員から恫喝を受けたと発言されておりましたが、私以外の名前と内容を自らは公開せず、恫喝と受け止めた発言は全て私が発言したようにメディアをも利用し誘導されています。

 10月20日の全員協議会の最後(10月20日議事録P28〜29掲載)に私から、「恫喝と表さなければいけない発言を市長自らはっきりとおっしゃっていただきたい」と、つまり、誰の具体的にどのような発言を恫喝と受け止めたのかを求めたのですが、市長は「何をどこまで説明するかは自分の自由」として回答を避けられ、20日にこの問題が解決することにはなりませんでした。

 政治の場では、特に発言の機会は限られます。その機会がありながら言われなかった市長は、議会に任されたということであり、その結果(今回の回答書)については、市長は受け入れるべきものと私は考えます。


【市長コメント】
 議会の都合は伺いました、そのうえでなお一つこの場ではっきりとお伝えしておかないといけないのは、この中に恫喝はなかったという結論があるのかなと思うが、この文言が載ってる時点でこの回答書は意味をなさない、恫喝を受けたと問題提起したそして、問題意識は撤回してません。議事録を読んでいただけばわかるはずなんですが、認識を改めるうんぬんはそれとは違うところの話です。実際、山根議員はそういう発言をしたと事実は認めていらっしゃいます。 そのうえで、私が誤解した残念だ等々は述べられてますが結局謝罪はされていない。恫喝は無かったことにしてほしいでも一方でここに書いてあるとおり、議論にあったとおり受け取りての問題です。そういう一連の事実があったうえで私は恫喝されたと思っている。

◉そういう発言について

 そうです、議事録を読めばわかるはずと私も思います。私がそういう発言をしたと事実を認めていると言われますが、私は、市長が議会から言われたという「議会の批判をするな」「選挙前に騒ぐな」「敵に回すなら政策に反対するぞ」の言葉を指してそういう発言と言われているのであれば、どの言葉も発言しておりません。もちろん発言の事実がないので認めてもいません。

 10月20日の時点で、私は、自分の発言について説明し(10月20日議事録P 18〜21掲載)、P 18の下から6行目から「・・・あの場で申し上げた現状でございますが、それを、もし私の言葉を恫喝と受け止められたのであれば、大変残念でございます。・・・」と記録されていますが、今読み解くと、私の言葉はそういう発言ではないので、恫喝にはあたらず、市長が曲解の域としか言いようがありません。

 P 20〜21にかけて、「・・・私の言葉足らず。誤解を生んだようなことがあったように、今のお話で感じます。・・・私は長いものに巻かれてきてはいません。そういうように考えて、議員として、是々非々で一人になってもがんばってきたつもりではおります。長いものには巻かれろと言われたように受け止められたのは、大変私としては心外ですし・・・私も覚悟を持って、議会の中で頑張ってきたところもございますので、そういう意味では同じ思いでいていただきたいと考えております。」

 この説明の後、「長いものには巻かれず、政策ファーストで議会を運営していこうと。政策をしっかりと見ていこうという同志がそちらにもいらっしゃると認識を改める」と言われたのは市長です。それとは違うところではなく、まさにやりとりの中で、私の真意を理解されての言葉だと私は受け止めています。

◉そういう一連の事実があったうえでの恫喝

 私から恫喝されたと今も思われていることは大変残念ですが、そういう発言をしていないので、恫喝はなかったということであり、謝罪はあり得ません。さらに、そういう一連の事実があったうえでの恫喝と言うのは私の発言だけではないように受け止められます。


【市長コメント】
なので、問題は解決していないのでこの回答書は意味をなしていません。
その意味では当人はもちろんですけど、今日協議された議員の皆さんにはこの議論がなんのためだったのかなと改めて理由をいただきたい。もちろん私はこのあと直接的に議論する場がないんであれば、仕方がないので私からの発信を続けないといけないんですけども、正直、私が全部を説明する責任、義務はないんです。
今回、議会の問題ですので、議会が自分たちで説明をしていただかないといけない問題に、私はできたら関わらない方がいいと思います。私の方で対応せざるえませんので、その点を含めて改めてこれをどうするのか、申し送りも一つの選択肢、どれが一番いいのか、一番いいというのは市民にとってですよ、議員や私にとってではなくて市民にとってどれが一番いい形なのかぜひ考えていただきたいと思っています。ご検討のほどよろしくお願いします。

◉その意味では当人はもちろんですけど、この議論が何のためだったのか

 ツイッターにて数名の議員から恫喝を受けたと発言されておりましたが、私以外の名前と内容を自らが公開せず、恫喝と受け止めた発言は全て私が発言したようにメディアをも利用し私一人に誘導されてきたことが、当人という単数形で表されていることからはっきりしました。

 重ねて申し上げますが、10月20日に市長自らがはっきりとされればよかったことであると考えます。またその機会がありながら言われなかった市長は、議会に任されたということであり、その結果(今回の回答書)については、市長は受け入れるべきものと私は考えます。


 以上、4点◉印について、私からの説明とさせていただきます。

 また以下に、今回の件について、私の思いの一端を述べさせていただきます。

 今回の恫喝問題において、9月30日以降、市長は数名から恫喝を受けた、個人名は上げないなどとツイッターで言われながら、現在に至るまでの間に、全てを私に集約し謝罪を求め、さらには、私個人のメッセンジャーにおいて、選挙期間前、告示日、選挙期間中に期限まで設けて回答しろと言われ、しなかったらご自分のツイッターに私個人のメッセンジャーの記録を載せられました。これは、SNSを使ったソーシャルハラスメントであり、選挙活動中の心身への影響等もあり選挙妨害にもあたると私は受け止めています。

 10月20日の全員協議会の状況をメディアが報道したことにより、私宛てに誹謗・中傷のメールが入り、また自宅の電話も留守電状態にしなければならない状況となりました。

 その後、11/5「メディアが取り上げてくれそうにないので、SNSというメディアを介して、顛末を公にしていきたいと思います。」と市長は、なんと選挙期間前、告示日、選挙期間中においても、個人メッセンジャーやツイッターで公にされ始めました。

 時系列で私に対する市長からのSNS(個人メッセンジャー)を使った問合せ(文面含む)と私の受け止めを簡単な表にして最後に載せております。ご覧ください。

 今回の恫喝問題の件については、市長がツイッターで執拗に回答を求められたことにより、期限は過ぎましたが、一応自身のホームページ、後援会フェイスブックにおいて説明をさせていただくことができました。

 私が思っていた以上に、説明も具体的に鮮明になってしまいましたが、これもすでに十分な時間を取っていただいた市長に感謝申し上げます。

 今回、当選した議員についても、メディアは、選挙前のレッテルを貼り付けていますが、選挙において当選された議員は、それぞれに市民に真を問い負託を受けて出ています。議員に投票された方々の心も大切にして頂くメディアであることを望みます。

  さあ、未来への議会に向けて、頑張りましょう!!

以上

日時 市長からのSNS(個人メッセンジャー)を使った山根への問合せ
(市長の文面通り)
山根温子の状況
11/1   事務所開き
11/6 22:50 10/30に回答書を受け取った際、「回答書は意味をなしていない」「私は恫喝だと感じた」と明言しています。そのことは議会やメディアを介してご存知だと思いますが、何故その後に説明がないのでしょうか。

 

議会基本条例にある説明責任を果たされるよう求めます。

10/20の全員協議会で、山根議員は自身の発言自体を認めています。さらに「受け止め方の問題」と繰り返し言われていますし、実際「私が申し上げたことによって恫喝と受け止められた」との言葉もありました。ゆえに「恫喝はなかった」という主張は成立しないはずですが、なかったことにされていると耳にしました。なお、私が「認識を改めた」というのは、文脈から「議員にも政策を考える気がある」という意味です。意図的かどうかは分かりませんが、私の発言を都合よく解釈し過ぎており、曲解の域と言えます。自身の仲間内の話にせよ、事実と異なる主張を続けられては、私だけでなく市民が迷惑します。態度を改め、SNSの投稿を含めて主張を訂正して下さい。

なお、透明性を確保するため、このやり取りは全て公表しますので、予めその旨をご了承ください。

夜、眠る前に個人のメッセンジャーを開き、市長からのメッセージを確認。

 

議会からの回答書に対する市長コメント(上に記載)において、今回は議会の問題とも言われながら、突然の個人メッセンジャーを使った個人への要求に驚き、動悸が止まらず、寝付けない状況になりました。

 

11/8

 

8:22

 

8日8時〜14日20時までが選挙運動期間です。

すでに1日が経過しました。

 

取り急ぎ、説明の意思があるかないかだけ回答を頂いてもよろしいでしょうか。これは議員として責任を果たす意思があるのか、ないのかという問いです。

市議選の告示日に、回答を催促してくることは、法的に違反していなくても選挙妨害にあたると受け止めています。意思ありと回答すれば、さらに催促され、選挙活動を妨害されると考え、回答を控えました。
11/12

 

9:21

上記の質問からさらに4日が経過しました。非常に残念ではありますが、「山根議員には説明の意思がない」を結論とします。

 

すでに十分な時間をとりましたが、もし何かあれば本日正午までに連絡をお願いします。

なお、山根議員自身も認めていらっしゃる通り、受け手が言う以上は「恫喝はあった」が事実です。また「市長は認識を改めた」部分を全体とし誤解を招く表現です。混乱の元となるため、虚言や詭弁は厳に慎んでください。

やはり、選挙期間中でありながら、執拗に対応を迫られました。

 

市長選を経験した市長は、選挙活動の忙しさはご存知のはずと思いましたが、一方的に期限を切り、「説明の意思なし」と結論づけられたことには絶句です。