寄稿「ベテルギウス」
ミスターオリオン様より寄稿いただきましたのでご紹介いたします。
冬の季節、夜空に輝くオリオン座は子供のころから見慣れた姿。
このオリオン座が近々姿を変えるという。
近々とは、明日かもしれないし、10万年後かもしれない。
いずれにしても、地球の年齢45億年からするともうすぐという近い将来。
オリオン座の左上に輝く赤い星(ベテルギウス)が、大きくいびつな形になって明るさもここ数ヶ月で急速に暗くなっている。
これは、恒星の末期の姿で、やがて超新星爆発し、中性子星となって地球からは見えなくなってしまうという。
もしかすると、既に爆発して消えているかもしれないが、600光年離れているのでまだ消える前の姿を見ているだけかも。
肩の欠けたオリオン座は見たくない。
しかし、事実とすると一大イベント。
絶対変わらないと思われた恒星、星座、宇宙が変わる。
新しい姿に星座名がつくのか。
その頃、日本はどうなっているのか、町や暮らしは?
そして私は生きているのか?そのイベントを見てみたい。
勿論、元気なままで。