温ちゃん通信 第13号

温ちゃん通信 第13号


穏やかな年でありますように

穏やかに明けた令和2年と思いきや、子年の年明けから、世界情勢が慌ただしくなってます。
子年には、政権交代のジンクスもあると言います。今回の通信の「ズバリ核心」をご覧ください。
そんな子年のネズミについて、ちゅーピー子ども新聞1月号 広島市安佐動物公園元園長 福本幸夫さんの「目からウロコの動物話」に、
“ネズミの仲間は、齧歯(げっし)目に分類され、物をかじるのに適した歯と顎が特徴。
また、ネズミの肉は結構おいしいということで、東南アジアでスター印のネズミの缶詰が売られていたと。
  ギョ! ギョ! ギョ!
スター印は、英語のstar (星)を逆に読むとrats(ラッツ=ネズミ)というダジャレということだ。”とのお話。
子年の記念に、我が家の母屋にも降臨、お正月のお餅を召し上がり、素晴らしいかじりっぷり、美味しかったんですね。
ほんと、お正月からびっくりポンです。
福本さん、ネズミがスターになる世界、世界は広いですね。

子年の記念歯型
子年の記念はお正月のお餅に歯型がしっかりと!
新年に誓う

ベテルギウス(寄稿:ミスターオリオン)

冬の季節、夜空に輝くオリオン座は子供のころから見慣れた姿。このオリオン座が近々姿を変えるという。
近々とは、明日かもしれないし10万年後かもしれない。何れにしても地球の年齢45億年からするともうすぐという近い将来。

オリオン座の左上に輝く赤い星(ベテルギウス)が、大きくいびつな形になって明るさもここ数か月で急速に暗くなっている。
これは恒星の末期の姿で、やがて超新星爆発し、中性子星となって地球からは見えなくなってしまうという。
もしかすると既に爆発して消えているかもしれないが600光年離れているのでまだ消える前の姿を見ているだけかも。

肩の欠けたオリオン座は見たくはない。しかし、事実とすると一大イベント。絶対変わらないと思われた恒星、星座、宇宙が変わる。
新しい姿に星座名が付くのか。
その頃、日本はどうなっているのか、町や暮らしは?
そして私は生きているのか?そのイベントを見てみたい。
勿論元気なままで。


人事院勧告を準用し特別職と議員も期末手当 可決(12月定例会から)

毎年12月に出てくる人事院勧告、ストライキなどできない公務員に向けた勧告を受けた議案が、今年も定例会の開会日12月9日に審議されました。

職員向け、市長など三役の特別職向け、議員向けのうち、私は、今年も特別職と議員については、厳しい財政状況でもあり、勧告を準用すべきではないと反対討論しました。

私は、H 29年から、特別職と議員については、勧告に便乗すべきでないと反対をしていますが、不思議と年度ごとに反対者の数が変わります。根拠を持った賛否行動を討論で表していただきたいものです。

温ちゃんのもう一言

人事院勧告は、もともと国家公務員を対象としており、労働基本権(ストライキなど)を制約されている代わりに適正な給与を確保し、能率的な行政運営を維持するためのものです。
人口15万人以上であれば、人事院に代わる人事委員会を置きますが、本市は市長が人事委員会の機能を行うことになります。

つまり、市長は、人事院に代わる機能を持つということなのです。勧告を準用すべき立場でしょうか?

今では、地方創生のトップランナーと言われる島根県の海士(あま)町、2002年就任したばかりの山内道雄元町長は、当時最大の課題「借金101億円」をどう返すかで、まず自ら給料30%カットで本気度を示したとのこと。

町長の信念に職員と住民の意識が変わり、「本気の支援」でIターン促進、リーダーの覚悟で「外」からお金と人材の獲得に成功。

「あれか、これか」の判断、信念を貫くことが求められています。


安芸高田市は過疎のまち!

1月17日、総務省過疎対策室を訪問しました。

全国1718市町村のうち817が過疎関係     広島県では、23市町のうち 過疎10 一部過疎6

過疎法が、議員立法として成立してから約50年。 現行の過疎地域自立促進特別措置法は、令和2年度末に期限が到来します。

過疎!と言われるといい気はしませんが、だからこそ国から特別な支援措置を受け、頑張ることができるとも言えます。

過疎法に基づくと、充当率100%、元利償還の70%を交付措置される財政的に有利な過疎対策事業債(過疎債)が使えます。(とはいえ、30%は借金ですから有効に使うのはもちろんです。)

過疎債は、道路や教育文化施設、消防施設などのハード面や、有害鳥獣対策、子ども医療費や集落運営組織等交付金などソフト面にも活用されています。

日本全体で人口減少が進む中、過疎地域は市町村ごとに「人口減少要件」及び「財政力要件」により厳しく判定されます。人口要件では、45年間の人口減少率33%以上または人口減少率28%以上かつ高齢者比率、若年者比率などの要件を満たさなければなりません。

総務省
ここは総務省玄関

今後の国会での過疎法の行方を注視するとともに、現場の声を国会議員の先生方にはしっかりと届けていただきたいものです。



H31年・R元年の一般質問

定例会
開会年月
一 般 質 問 内 容 (要約ポイント)
青字は、参考意見として発言したものです)
答 弁
赤字は温ちゃんの一言です)
平成31年   第1回 3月定例会1.     市民総ガイド構想とは  
・総ガイド構想、ホスピタリティで相互満足とは。

2.     公共施設の維持管理
・包括的な保守点検委託で安全な維持管理は。
・図書館は一人当たりの貸出冊数ではなく、入館者数で評価すべきであり、図書館を快適空間にしては。
・公共施設を耐用年数ではなく、利用年数で考え、更新や転用を考えた終期設定を行う考えは。
1.言葉の壁を超えて、ちゃんと話せて交流を深めることが目的。

2.
・施設点検管理を含めて検討。
・八千代は支所と図書館をフォルテ内に移し、今後の利便性や利用率の向上を期待している。
・課題として受け止める。
令和元年
第2回
6月定例会
1.     職員定員適正化計画
・第4次計画では、R元年368人→2028年348人目標。少なくなる職員の人材育成は重要課題だが、人材戦略としての人材育成基本方針は、H 19年から改訂されていない。理由は。

2.  男女共同参画の推進について
・多様性(ダイバーシティ)への取組は、まず女性の活用から。活用できているのか。

女性のキャリアアップを阻害する以下の3つの要因について参考意見として挙げた。
①将来像となるべきロールモデルがいない
②仕事・家事・育児のワークライフバランスが取れない
③オールド・ボーイズ・ネットワーク
これら3つは女性のキャリアアップ阻害の大きな要因と言われている。
1.改訂しなかったのは、この方針には期限がないから。
たくさんの計画を整合性と連動性を持って動かしていくのが行政!!

2.活用はできることは、やっている。
 
①については、現在ロールモデルより、パーツモデルとして部分的な模範を求めていくことが推奨されています。
令和元年
第3回
9月定例会
1. 地域振興会のこれから
・振興会の位置付けは。
・振興会のあり方は。
 
2.  廃校・廃園施設と備品等の扱い
・施設の活用は。
・文部科学省の〜未来につなごう「みんなの廃校」プロジェクトのホームページ認識されているか。
・備品の扱いは。
1.・広義のボランティアの位置付け。
・あり方は根本的に見直し考えていく。
根拠となる条例や要綱等もないままの地域振興組織をどう見直すのかは今後の大きな課題です!

2.・校舎は市で計画する活用策なく解体を基本とする。
・HPは把握してなく、研究協議する
・備品は、販売イベントの実施を検討中
令和元年
第4回
12月定例会
1.  中小企業・小規模企業振興条例の制定についての考えは。

2. 生活支援員制度と地域振興会について
・団塊の世代が後期高齢者となる先を見据え、どのように機能を継続させていくのか。

3. 農地法第3条の下限面積について
・H 29年6月に10アールに引き下げられたが、H 30年に、手頃な広さを求める移住者や町民のニーズなどに応えて、北広島町は0.01アール、安芸太田町 は1アールに引き下げている。本市の下限面積の緩和については。
1. 必要な条例であり、慎重に制定に向け努力していく。
2. 自助、共助、もやいの精神での支え合いがますます重要、制度をさらに充実させていく。
3. 農業委員会にて協議中。
1/22、下限面積0.1アールとする告示がされました。       


令和元年度 安芸高田市成人式

令和2年1月12日(日)9時30分から、安芸高田市民文化センター(クリスタルアージョ)において、令和元年度 安芸高田市成人式が開催されました。

新成人になられた方は、314名
式典後の記念行事では、

◯ 市からの「安芸高田市の今」について 特色ある取り組みと新たな挑戦の説明

◯ キング 千夏さん(向原町)
児童向け英語教授法をカナダで取得し、市内で児童英会話教室を開いている。

◯   田島 あゆみさん(高宮町)
農水省官僚から酪農家へ転身

30代の先輩、お二人からのお祝いメッセージがありました。

新成人の皆様の未来に幸あれ

ズバリ核心  (テレビや新聞をにぎわす政治の話題)

ここ数年は、農業新聞の日曜版が待ち遠しい。

1月12日の2面の「ズバリ核心」 小林吉弥 には、

国内開催のオリンピックの後には、“五輪の呪い”というべきものもあり、政変すなわち政権交代があるということである。

前回1964年「東京五輪」の翌日には、池田勇人首相の退陣表明、72年冬「札幌五輪」では佐藤栄作首相、98年「長野五輪」では橋本首相が退陣。過去3回全て“ジンクス”が発生。

さらに、子年は戦後5回の政権交代となっている“ジンクス”もある。

大荒れが避けられない2020年政局を、予想せざるを得ないということである。

呪いやジンクスを信じる方ではないけれど、米とイランの関係でミサイルが飛ぶなんて、国際情勢も波乱あり、政治から目が離せない。


編集後記

海士町の山内元町長さんのことを書きながら、その判断と信念が町にもたらした大きな未来に拍手!

人生で、幾度も判断の岐路に立たされることは、誰にでも起こりうること。

私も、4年前、チャレンジを決断し、皆様に大きなお力をいただき頑張らせていただきました。本当に感謝申し上げます。
結果は、力及ばずでしたが、私の人生において、悔いのない戦いでありました。

チャレンジの機会は、待っていて来るものではありません。その機会を逃さず、自ら決断し、信念を持って事に当たれるようにありたいものですが、そうできない時もあるのが人生。

まずは健康で悔いのない人生を!

新成人の皆様の未来を祝し、チャレンジャーの皆さんの勇気と決断を称えるとともに、安芸高田市の未来に期待いたします。    温子