温ちゃん通信 第27号

温ちゃん通信 第27号
2023.10発行

9月29日 中秋の名月、大きなお月さまと秋の夜長、心穏やかな一時でした

皆さま、朝夕の気温差が大きく、体調管理も難しいこの頃ですが、いかがお過ごしですか。

秋の訪れと共に、さまざまな行事が行われています。高宮では、10月14日の「高宮神楽」に、たくさんの老若男女が集い賑わいました。22日は、元気なひまわりに囲まれた「たかみや大地の祭り」です。

9月定例会|令和4年度一般会計決算は不認定となりました。

これは、3年度に続いて2連続の不認定です。

反対討論は、令和3年度決算において、市広報の取扱いが不適切とされたが、何の改善も処置もされていないこと、そして執行部の危機管理意識の低さを指摘されました。

行政の使命は、市民の生命、財産、安心、安全を守ることが最優先であるが、大型台風接近中、災害対策本部が設置される中、最高責任者である市長が千葉県でのトライアスロン大会に参加し不在であった事実は、市民に不安と不信を与え、市民不在の不適切な事務執行である。

賛成討論は、決算の内容は、これまでの財政状況をよくしているとのことでした。

私も一般会計決算に反対しました。理由は討論で言われたとおりです。

温ちゃんのもう一言

さらに詳しく言えば、

①市民の税金を使った広報「あきたかた」に自分の意に沿わない議員や新聞社への恣意的批判を載せることは、市民に正しい情報を伝える広報の役割に反します。

②今回の決算審査について、市民の方より、同じ質問をして市長に指摘されているが?と聞かれました。YouTubeで流れているからこそ、質問する時と場が違えば、聞いている人にもわかるように説明を求めたものです。昨年12月の一般質問で聞いたことを、今回の審査において確認することが、それほどに問題でしょうか。

そして、もう一つの理由は、市長の言動が変わるからです。こちらが余程、問題です。

   R4.12月の一般質問では、プライベートだ、キモい、悍ましいとまで言われたが、結局、答えはありません。しかし、今回9月21日には、時系列で、18日の夕方にはすでに帰っていた とまで言われました。また、9月28日の記者会見では、聞かれもしないのに、目的について、「わざと行った。理由は話題にするため。・・僕のアクションは話題になると、もちろん計算して行った。・・」とまで大きく変えています。あれだけプライベートだと言っていたはずなのに、二転三転、四転してませんか? 何が本当なのでしょう?

「議会の監視体制が完成した」とは

市長いわく政治再建では

「市政の課題が何かを市民が気づけた。全国からも関心が集まり、ついに議会の監視体制が完成した。」(中国新聞9.13掲載)

市長が示した「議会の監視体制が完成」とは、いったい何でしょう。思い当たることは、8月下旬から一部のYouTuber(ユーチューバー:自作動画をユーチューブに配信する人、再生数などに応じて広告収入を得る)が、市長に批判的な議員の一般質問を切り張り動画にして流し、議員の動きを監視し、誹謗中傷のターゲットとしてきていることです。同時に、多くの電話やメール、ハガキや封書などが、市外や県外から、つまり全国からも関心が集まり、議員個人のみならず議会事務局にも寄せられ、業務に支障が出るなどの混乱を起こしています。

議会がこのような状況になる前の7月頃に、中国新聞と市長との記者会見の様子を切り張りした動画がネットに流れました。

石丸市長は、X(旧ツイッター)で、8月21日に以下のようにポスト(ツイート)しています。

「定例記者会見のまとめ動画が盛り上がっているのですが、あのやり取りは割と平常運転です。記者会見以外に#議会の一般質問も同じ調子で行っています。どなたか上手く纏めて頂ければ幸いです。ちなみに、いつも再生数が多いのは山根温子議員です。」と。

8月下旬頃には、多くの議員の切り張り動画が流れ、また、私も含め清志会のメンバーには殺害予告とも脅迫とも感じることが起きました。

この出来事により、一般質問を「断腸の思い」で取り下げた議員に対して、石丸市長は、報道陣の取材に政治家であれば『身の危険を感じる』のは分かってやっていると思う。と述べました。(中国新聞9.13掲載)

さらに石丸市長は、YouTuberの動画投稿については「許容する」との認識を示し「知名度が高まるのは莫大なメリット」と強調し、その上で、「誹謗中傷や度を越したものは、それをした人の責任」と指摘しています。(中国新聞 9.14掲載)

温ちゃんのもう一言

全国から関心が集まった議会は、現在YouTuberによって監視され、市長を批判すれば切り張り動画を流され、さらに誹謗中傷に晒されるという状況にあると感じます。

時期を同じくして、8月頃から、やまね温子のホームページのコメント欄は誹謗中傷等に埋まり、現在ホームページは配信だけとしています。

また、ホームページにつながる後援会のフェイスブックでも、市長が関わるすべての一般質問のコメント欄が多くの誹謗中傷にあふれ、一般の方のコメントにも絡む人たちが入り込むため、現在非公開となっています。

ネットを通して繋がりを持って頂いている方々には、申し訳ありませんが、この状態が落ち着くまで、直接ホームページをご覧いただきますようご理解をお願い申し上げます。

今年の地域懇談会において、市民から「安芸高田市の災害は石丸市長だ。」とのご意見がありました。まさに、石丸市長自身が言われた「市政の課題が何かを市民が気づけた。」という事でしょう。

ご報告です。

令和3年6月9日に名誉毀損で石丸伸二氏を訴えた裁判の判決が、今年の12月26日に下されることになりました。
恫喝のレッテルを貼られて約3年3ヶ月、提訴して2年半が過ぎました。
また、12月13日には、市長選ポスターの裁判の判決も下されるとのことです。