温ちゃん通信 第21号


温ちゃん通信 第21号
2022.4.15発行

花々が咲き、芽が伸びる春の訪れと自然の恵みを感じとれることに感謝します。

肥沃な土壌と豊富な水に恵まれ、世界の穀倉地帯と呼ばれるウクライナに対して、ロシアが2月24日に開始した軍事侵攻による惨禍は広がり、国外避難民は約402万人、国内での避難生活者は約650万人、民間死者数は1,100人を超えているとのこと。(国連難民高等弁務官事務所、3/30)

この温ちゃん通信を編集する時点では、戦争の終結は未だみえてきていません。

1日も早くこの戦争が終結に向かうことを求め、さらに戦争の無い世界の実現を希求します。

3月定例会において、議会は、「ロシアのウクライナからの即時撤退を強く求める決議について」の議員発議を全員賛成で可決し、3月7日付けで決議文をロシア大使館に送付しました。

また、昨年、再議にまで及んだ副市長については、副市長の定数2人を1人とする条例改正案「安芸高田市副市長定数条例の一部を改正する条例」の議員発議を、賛成11:反対4で可決しました。

さらに、「副市長の定数条例の改正に伴う予算の一部修正案」も全員賛成で可決しました。これにより、令和4年度一般会計予算は一部修正(副市長1人分1213万8千円を減額)されます。

一般会計予算の合計は、198億2100万円から198億886万2千円となります。

虚偽発言について

石丸市長が述べる 広報あきたかた 令和4年3月号での「山根議員の虚偽発言」について

これは、11月5日の市長室での臨時協議にて、市長が閉会中の継続調査に不備ありとして応じないため、今後協議を行うと言ったことが発端です。(温ちゃん通信第20号、やまね温子のホームページにおいても通信第20号にて詳細報告しています)

令和3年12月16日の総務文教常任委員会において、市長は、

「まず、とても大事なことですが、先日委員長が継続審査の不備について、委員会で、話をしてくるとおっしゃいましたがその後、報告がありません。つきましては、速やかに、ご対応、改めて要請します。」と発言。これに、以下のように返しました。

「閉会中の継続調査の申出は議決事項であるため、全議員が共通して認識する必要があり、議会全体として調整する必要があるとして、議会運営委員会で協議することとされました。現在議会全体として対応しております。また、委員長宛の公文書(11月8日付)を拝見しましたが、宛名が議長宛でなく、法的効果が生じません。議会としては回答しないとのことです。議員必携にも書かれておりますように、議会としてのルールを守っていただきますようお願い申し上げます。」

1月17日付で「総務文教常任委員長による虚偽の発言について」との以下の文書を公文書として委員長宛にいただいているとのことでした。

議長宛ではないので、情報公開請求に基づき入手したものをもとに、市長の公文書及び広報「市政の動き」での一方的に虚偽発言とされることに対し、私の見解を述べさせていただきます。


「議員必携」とは、全国町村議会議長会編集による議会関係者の入門書、地方自治法などについても解説されているものです。

その必携 第十次改訂新版 のP 26には、

『対外的には、議長は代表権を有する。』とあり、つまり議会の窓口は議長となります。

だからこそ、対外的に意思表示をする公文書は議長名で行い、また外部から議会に対する行為も議長宛に行われます。基本的なルールであり、守るべきルールです。

故に、私の発言は、虚偽(うそ)の発言ではありません。

反対に、市長が公文書や広報に記したことこそ虚偽(うそ)であり市長として虚偽の発言は厳に慎み、軽率な言動を取らぬよう求めます。議会の窓口は議長であるということを認め、市長の職責を自覚していただきたいものです。

また、閉会中の継続調査事項の具体化については、すでに議会として対応しています。令和3年12月定例会閉会日に、またこの3月定例会閉会日にも、それぞれ本会議の議場において議決しています。

地方自治法第104条において「普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。」とあります。この代表権について議員必携にもわかりやすく説明してありますが、それを認めようとしない市長の頑迷さには呆れるばかりです。議長の代表権を認めず、非は議会にあるとして、広報を使い虚偽の喧伝を行なった上に、議会のコンプライアンス意識の乏しさとし、深刻な問題としています(広報3月号P9)が、このような市長の発言や行動こそより深刻な問題と言えます。

最後に

発熱のため、本会議最終日(3/17)は欠席となりました。
大丈夫か?とお声がけいただくことも。ご心配をおかけしました。
これまでの議員生活で初めてのこと、本当に残念・無念です。幸いにもPCR検査は陰性。
日頃の健康管理には、気をつけているつもりでしたが、まさかの発熱!
知恵熱か?と笑われながらも、今後も頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします。 温子

元気です!