温ちゃん通信 第25号
温ちゃん通信 第25号
2023.4発行
広報あきたかた 4 ⽉号 「市政の動き」は、嘘を重ねての個⼈攻撃に 喝!
市⻑の 2 ⽉ 28 ⽇付委員⻑宛の書⾯通知(公⽂書)は、重⼤な不備!悪質!過ち!猛省・法令遵守を求める等、⾔葉を連ねての委員⻑⾮難ですが、これら全て市⻑ご⾃⾝に当てはまることです。
公⽂書に挙げられたことは、温ちゃん通信第 20 号、21 号で説明済みですが、以下簡単に説明します。
①地⽅⾃治法第 104 条「議⻑は議会を代表する。」議会の窓⼝は議⻑であり、外部から議会に対する⾏為は議⻑宛に⾏われる。外部の市⻑が、公⽂書を議⻑以外に乱発するのは権⼒の濫⽤であり、規則違反を繰り返す悪質な運⽤をしているのは市⻑です。
②R3 年 11 ⽉5⽇は美術館の休館と B&G 改修についての説明を求めたもの。市⻑は、説明しない理由に不備を挙げられたが、全国市議会議⻑会において「他市の事例でも⾒られるものであり、間違ったものとは⾔えない」との⾒解あり。恣意的に解釈した法令を遵守すべきとは⾔えない。
③市⻑が求める回答は、R3 年 12 ⽉ 16 ⽇委員会開会冒頭から報告を求めた市⻑に、「現在議会全体として対応している」と返しています。また、この時に①の議⻑の代表権についても⾔及したので市⻑の記憶にあるはずです。
この年度を超えて嘘を重ねての執拗な攻撃は、⼤型台⾵ 14 号の最中に、千葉の九⼗九⾥浜までトライアスロンに⾏っていたことを暴いた⼀般質問が気に⼊らなかったのでしょうか。2 ⽉ 14 ⽇の議員宛の公⽂書では⼀般質問を不適切だとしていますが、質問に誠実に答えないのは市⻑です。
市⺠も職員も消防団も寝る間も無く災害対応している時に、災害対策本部が設置されている時に、対策本部⻑の市⻑がトライアスロンなんて!⾃⾝の無責任な⾏動を認め、出直してください。
「逃げるな、隠すな、嘘つくな」が危機管理の鉄則です。
3月定例会の一般質問から
3⽉の定例会では、以下 3 点についての⼀般質問を⾏いました。
① 男性⽤トイレへのサニタリーボックス(汚物⼊れ)設置について
近年、前⽴腺がんや膀胱がんなどの病気や加齢により、尿漏れパッドやおむつが⽋かせない⽅、また、LGBTなど性的少数者の⽅への配慮から、公共施設の男性⽤トイレの個室にサニタリーボックスを設置する取組が全国でも広がってきています。広島県内の排せつ環境の整備を進める市町が増える中、本市は対応していないとの報道(R5.1 ⽉ 20 ⽇中国新聞 )に、現在の対応を質問しました。
Q.市の公共施設や庁舎の男性⽤トイレへのサニタリーボックスの設置状況は。
▶A.男性⽤のトイレへはサニタリーボックスを設置していない。
Q.では、アージョ1階、2階の多⽬的トイレに置いてある表⽰のない⼊れ物はなにか。
▶A.サニタリーボックスという位置付けで設置はしていない。これからはちょっと検討。
多⽬的トイレにある⼊れ物は、汚物⼊れという位置付けではないとの答弁。 排泄トラブルを抱える市⺠や性的少数者への配慮に⽋ける、あまりにも不適切な市の対応に、喝!
②がん検診について
コロナ禍による受診控えの影響と市の取組みを質問しました。
Q.死亡原因第 1 位のがん、早期発⾒のためのがん検診へのコロナ禍の影響は。
▶A.がん検診の受診控えの影響はある。⼤腸がん、肺がんの検診者は 300 ⼈以上減少した。
Q.受診率の⽬標とそれに向けた取り組みは。
▶A.厚⽣労働省が⽬指す 50%を⽬標。総合健診及び⼈間ドックに加え、個別に⼤腸がん検診、⼦宮がん検診、乳がん検診さらに R5年度は胃がん検診と肺がん検診も加え取組む。
③ フレイル*予防について
げんき教室は、⾼齢の⽅々にとって、みんなと⼀緒に運動し、お話しでき、フレイル予防になる介護予防事業です。令和5年度この介護予防事業費が、前年度⽐で約3割削減される理由を質問しました。
*フレイルとは、加齢により⾝体機能や精神機能の低下、社会とのつながりの低下により⼼⾝が弱った状態のこと
Q.げんき教室の令和5年度の予算が減額されている理由は。
▶A.財政健全化のために、あらゆる事務事業を⾒直す、その⼀つだ。
Q.8 期の介護保険事業計画では令和 3〜令和 5 年度は約 4,800 万円台と推計されている。突如、対前年度⽐ 33%削減の約 2,900 万円とした理由は。
▶A.この介護予防に⼒を⼊れるために若年層から⼿を打つ。健康寿命の延伸のために、最もコスパがよい、最も効果が⾒込めるところに予算を組み替えた。
Q.市⻑は若い世代に向けてかじを切ったが、今、団塊の世代がちゃんと健康寿命を延ばすことが、コスト的にはこの安芸⾼⽥市のためになる。理解できないのか。
▶A.若年層の健康意識を⾼めることが有効。若年層が意識を⾼めれば、体⼒的に劣る齢の⽅も、余計に気をつけないといけないね、と波及すると⾒込んだ。
Q.⾃分の体⼒やこれからの⼈⽣の最終盤をしっかりと受け⽌めている市⺠にとっては、今、⾃分たちの健康を維持するためのげんき教室が必要。そこでみんなと話し、笑い、運動し元気をもらって帰る、それができなくなる。もっと増やさなきゃいけない時期に減らすことは、健康寿命を切るような問題だ。健康寿命を延ばそうと頑張る⾼齢者のことも考えていただきたい。今⼀度伺う。
▶A. 単純に削減をするのではなく、より効果的な施策に⾒直した。市財政は毎年2億ずつ減っていく。事業を削らないというのは不可能だ。
Q.介護費⽤と介護予防費⽤は⼀⼈当たり、どちらがかかると思っているのか。
▶A.介護費⽤のほうが⾼い。なぜならば、介護予防費⽤にあまりお⾦を使ってないからだ。
平均寿命と健康寿命の差は、男性で 8 年、⼥性で 12 年。健康寿命を伸ばして元気で⻑⽣きするには、栄養と運動と社会参加の3本柱が重要。⾼齢化率 40.6%(4/1 現在)の現状で、⾃らがあまりお⾦を使ってないという介護予防費⽤(げんき教室)をさらに減額し、波及効果を待つ事業にすり替えるとは、現実逃避も甚だしい。喝!