温ちゃん通信 第28号
温ちゃん通信 第28号
2024.1発行
令和6年（2024年）新年お迎えのこととお喜び申し上げます。
本年は、元旦早々に、能登半島を襲った地震と津波、さらには航空機事故と心穏やかではいられない年明けとなりました。
この度の災禍により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、 被災されたみなさまの安全と被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
令和５年12月定例会から
⚫︎ 議案 第77号
人事院勧告に便乗した市長・副市長・教育長の期末手当を引き上げる条例と、議会提出の発議第9号市議会議員の期末手当の引き上げの、２つの議案に反対しました。
もう一言
人事院勧告は労働基本権を制約された一般職に対するものです。特別職等が一般職に準じる必要はないと考えます。特別職については、市特別職報酬等審議会があり、市長の諮問に応じ、調査、審議がされます。1期４年の市長や議員だからこそ、これまで準じてきたからなどという考えで便乗するものではないと考えます。
⚫︎ 議案 第81号
市公共施設使用料の市人権福祉センター、市文化センター、市鉄道に係る駅舎等施設の改正について、反対しました。
もう一言
財政圧迫要因の一つである公共施設の廃止に取り組み、維持管理には、「受益者負担の原則」を徹底し、説明については「総務文教常任委員会で報告した」とのことでした。
公共施設等の問題は、全国の自治体が抱える大きな問題でもあります。
だからこそ、各自治体では、市民や利用者への丁寧な説明やコロナ禍後に戻ってきた市民の活動意欲等により稼働率を上げるなど、利用者の利用傾向に合わせたサービス視点が考えられています。
裁判判決について
２０２０年９月３０日に起こったとされた恫喝問題について、事実無根として２０２１年６月９日提訴した 裁判の判決が２０２３年１２月２６日に下されました。
「被告石丸の発言や投稿は真実とは認められない。名誉を毀損するものである。」との判決です。
この判決が出たことに、まずはホッとしたところです。支援者の皆様にも、大変ご心配をおかけしました、心よりこれまでのご支援・ご指導・ご鞭撻に感謝申し上げます。
初めは石丸氏個人を訴えていましたが、市長としての立場を利用した行いに安芸高田市を訴えざるを得ませんでした。実際、裁判では、被告石丸の発言・投稿は、市長としての「職務を行うについて」とされ、議会内発言は市長としての裁量を逸脱したもの、またツイッターでの各投稿は、市長としての立場や影響力に鑑みれば、市長としての職務上当然尽くすべき注意義務を尽くさなかったと判断されました。
求償権
この判決の結果、原告は市に慰謝料３０万円、弁護士費用３万円を請求することとなります。この場合、市は，公務を行った公務員に故意又は重大な過失が認められる場合には，その公務員に対して損害の一部を負担させることができます。もし、市がこの求償権を行使しない場合には、住民が市に対してその公務員に求償すべきことを義務付ける住民訴訟を提起することができます。
裁判に至る経緯とこれまで
●2020年10月1日〜
市長は、9月30日に誰も発言していない「敵に回すなら政策に反対する」と言う嘘を、「二元代表制の根幹を揺るがす実に深刻なセリフだ。」などと強調して、Twitterに挙げた。この嘘のセリフが、Twitter、メディアなどによって広められた。
●2020年10月20日
全員協議会にメディアが入り、市長が山根に発言の疑いをかけた。
●2020年11月 8日
市議選では、選挙期間中も選挙妨害ともとれる市長の投稿が続いた。
●2020年12月 8日〜2021年4月
石丸氏が弁護士を通じて、山根が発言したセリフを示すように、また山根のホームページにある「選挙妨害」の文言を削除等するよう求めたため、弁護士を介したやり取りが、山根側が音声データを送るまで続いた。
●2021年6月9日
音声データと反訳文を示しても埒が開かないため、とうとう提訴。
●2023年12月26日
山根勝訴の判決が下る。
●2024年1月9日
石丸氏及び安芸高田市が控訴したため、山根も控訴。
もう一言
ここまでの３年余り、いろんな誹謗中傷や暴言を頂いた中に、「市長さんが間違ったことを言うわけはない、テレビや新聞が嘘を言うわけはない。」と言う言葉を多く頂きました。首長という立場からの発言、そして全国に張り巡らされたメディアの放送がどんなに信頼されているものかを改めて感じています。
以下のユーチューブなどをご覧ください。
ハイ取材不足です
2分でわかるでっち上げ事件
哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん
安芸高田石丸市長のもう一つの姿が最近明らかになりました
堀 治喜の楼人日記
安芸高田市長 石丸伸二研究
1.「恥を知れ、恥を」のブーメラン
２.「犬笛」に踊る実態の見えない“応援団”
３.虚飾からはじまった“粉飾市政”
４.痛すぎる“でっちあげ市長”
５.不可解な“日本一”騒動