温ちゃん通信 特別号

温ちゃん通信 特別号
2024.10発行

安芸高田市の温かいまちづくりが、 
藤本悦志 新市長によって、 すでに着々と始まっています。 
9月定例会での私の一般質問への答弁から 
新市長の対話への意気込みと、 リーダーとしての責任感が伝わります。

Point 01「新市長の対話への意気込み」 

安芸高田市役所に掲げられた懸垂幕

 9月定例会の私の一般質問への藤本市長の答弁。 

 次期総合計画に向けた審議会の委員構成の多様性については、R5年度から審議会委員委嘱なども前回通りに進められていた結果、今回は委員23名中 女性は1名とのこと。

 藤本市長曰く「ほとんどが男性となっており、男女共同参画を掲げる市としては改善を要する結果となった。 しかし、今回若者や子育て世代の意見をしっかり反映するた めの工夫をしている。 

中高生向けのアンケート調査や年明けには施策提案の機会を設けた全体シンポジウムや子育て世代向けにワークショップなどを計画している。」との答弁。 

 すでに動いていた多様性もない前回通りの状況に対して、藤本市長は、改善の必要 を認められた上で、「市民参画の対話」に向け、舵を切られました。 

 まさに「対話」により多様な意見を汲み取る改革の実行となるでしょう。

Point 02「リーダーとしての責任感」 

安芸高田市役所のトイレ
広島県庁のトイレ

 R5年3月の一般質問に「男性用トイレへのサニタリーボックス(汚物入れ)設置について」を予定。なぜか、市は一般質問前に、 多目的トイレなどに「サニタリーボックス」と思われる表示のない入れ物を置きはじめ、3月の一般質問当日には、当時の部長が、「サニタリーボックスというものをトイレに今、設置していない、これからはちょっと検討していこうと思っている。」と答弁。つまり、市は、“ボックスは置くが、サニタリーボックスではないので使うな。”と市民に明言。 

 あれから1年半、やっとこの問題について、市の対応を、改めて問う時がきました。 

 この間、サニタリーボックスがないことで、「トイレの床に汚物を置いたままにされたこともあった」と私が聞いたことを伝えると、市はそれが事実かどうかを調べ、やっと確認できたとのこと。 

 市庁舎の中のこと、職員も使うトイレでさえ、情報が上がってこないようです。 

 藤本新市長からは、「多目的トイレにサニタリーボックスを年度内に設置するよう進め、さらに大人用やオムツ の入るボックスの設置についても検討を進める」との答弁でした。 

 また、「この間、対応できていなかった結果、 辛い思いをされた市民の皆さんがいらっしゃったことに対して、 大変申し訳なく思っております」 との言葉までも述べられました。 

 市民がどんな思いであったかを想像し、以前の対応について、現在のリーダーとして、受け止め謝られる藤本新市長の姿に、人としての温かさを感じます。 

 今後も、リーダーシップを発揮して、市民のために動く組織に変えていかれることに期待します。 

安芸高田市の未来に向けて! 誠実に 熱意を持って 市民とともに!! 

あしたに向かって 
つなげていこう 
このふるさとを 

 この4年間、終盤においては、youtuberに掻き乱された議会となりました。 

 人と人との温かさを大切にするまちづくりを目指しましたが、嘘を公言する相手と対峙することに費やした時間、また、切りはり動画の濫用などにより、全国から誹謗中傷が集中し、 全てが飲みこまれそうになるほどに厳しい4年間でした。 

 耐えられたのは、山根温子を信じて支持し、応援してくださる皆様と、家族、そして議会においては、議員の連携があったからです。 

 今回の市長選で、市民は、対話を重視し、未来を共に築く道を選択 しました。 2元代表制のもと、議会議員 (定数16人)からなる議会においては、 お互い対等な立場でそれぞれの役割と責任を果たし、「車の両輪」として進めていくことが求められます。

これからも人と人との温かさを大切にするまちづくりを目指し、 皆さまの負託にしっかりと応えてまいります